ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤマト・中間決算、宅急便割近く伸び営業益16%増

2016年10月31日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングスが10月31日に発表した9月中間決算は、インターネット通販市場の拡大を追い風に宅急便個数が7700万個(前年同期比9.4%増)伸び、クロネコDM便も0.4%増の7億5900万冊と上向きつつあること受け、営業利益が16.4%の増益となった。

通販事業者への拡販を進めたことに加え、「宅急便コンパクト」「ネコポス」の利用拡大に取り組み取扱数量が増加、デリバリー事業の売上が4%増の5548億4900万円に拡大した。同事業の利益は増収効果で68.1%増の70億500万円となった。

通販市場に対しては、小さな荷物を割安な料金で手軽に送ることができる「宅急便コンパクト」「ネコポス」の拡販を進め、複数のフリマサイトと連携して発送窓口の拡大を進めるなど、利用者の利便性向上に取り組んだ。

通期は売上高1兆4600億円(3.1%増)、営業利益650億円(5.2%減)、経常利益655億円(5.7%減)、最終利益390億円(1.1%減)を見込む。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
706,6893.3%364,8132.8%
営業利益
20,94316.4%3.0%13,510-2.6%
経常利益
20,91612.3%3.0%----
当期純利益
11,55418.4%1.6%----

ヤマト