ロジスティクスヤマトホールディングスが10月31日に発表した9月中間決算は、インターネット通販市場の拡大を追い風に宅急便個数が7700万個(前年同期比9.4%増)伸び、クロネコDM便も0.4%増の7億5900万冊と上向きつつあること受け、営業利益が16.4%の増益となった。
通販事業者への拡販を進めたことに加え、「宅急便コンパクト」「ネコポス」の利用拡大に取り組み取扱数量が増加、デリバリー事業の売上が4%増の5548億4900万円に拡大した。同事業の利益は増収効果で68.1%増の70億500万円となった。
通販市場に対しては、小さな荷物を割安な料金で手軽に送ることができる「宅急便コンパクト」「ネコポス」の拡販を進め、複数のフリマサイトと連携して発送窓口の拡大を進めるなど、利用者の利便性向上に取り組んだ。
通期は売上高1兆4600億円(3.1%増)、営業利益650億円(5.2%減)、経常利益655億円(5.7%減)、最終利益390億円(1.1%減)を見込む。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 706,689 | 3.3% | 364,813 | 2.8% | |
営業利益 | 20,943 | 16.4% | 3.0% | 13,510 | -2.6% |
経常利益 | 20,916 | 12.3% | 3.0% | -- | -- |
当期純利益 | 11,554 | 18.4% | 1.6% | -- | -- |