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ワンビシ、日立と連携しデータ長期保存サービス提供

2016年11月7日 (月)

サービス・商品日本通運傘下のワンビシアーカイブズは7日、日立製作所と協業し、簡単な操作によってデータ類を長期保存するサービスの提供を開始した。日立の販売パートナー会社を通じて提供する。

ワンビシの大容量データを長期に保存する「デジタルアーカイブサービス」と、日立ソリューションズが提供するファイルサーバスリム化ソフトウェア「活文ファイルサーバーオプティマイザー」を連携することで、ファイルサーバー内の膨らみ続けるデータを抑制するとともに、古くなったデータを安価に長期間保存できるようにする。

ビッグデータの活用が盛んになっているのに伴い、ファイルサーバーに保存されるデータ量は膨らみ続ける一方、コンプライアンス上の配慮から長期保存が必要なデータが増えているが、ファイルサーバを増強した場合、データ増加に伴う継続的な投資が発生するほか、運用コストの増大が課題となる。

一方で、サーバ増強を抑えるためのデータ移行や削除は容易ではなく、実際に作業を行うエンドユーザーの協力が得られないなど、多くの組織で十分な効果が上がっていない状況にあることから、日立と連携することで、こうした課題の改善策となる新サービスを実現した。

新サービスは、サーバー内を見える化して移行対象ファイルを自動抽出し、デジタルアーカイブシステムに移行・登録。ファイルを削除するだけでなく退避もできるようにすることで、サーバーのスリム化に配慮する。また退避後のデータは、必要なときに検索して高速ダウンロードすることが可能。

データ保存は大容量の磁気テープで長期間データを保持し、テープは災害対策の取られた国内の高セキュリティ施設で運用する。

■問い合わせ先
ワンビシアーカイブズ
情報サービス部ITインフラ室
TEL:03-5425-5033
MAIL:digital-archive@wanbishi.co.jp