寺田倉庫、ミニクラ事業強化へ特許2案を出願

ロジスティクス寺田倉庫は17日、「MINIKURA」（ミニクラ）事業強化のため、新たに特許2案を国内出願したと発表した。

同社はこれまで、「利用者が保管依頼した個品の画像情報を含む詳細情報をいつでも視覚的に確認でき、いつでも取り出し要求でき、料金体系もシンプルな保管依頼品寄託方法」「独自の保管依頼品寄託方法・寄託システムのAPIを複数の他者に提供できる仕組み」で特許を取得。

今回新たに「ユーザ間で行われる物品の取引について情報入力の手間をより少なく、安全にする仕組み」の譲渡仲介システム、「物品保管で、物品毎に適切な保管条件を満たす倉庫を選定する仕組み」の管理装置、管理システム、プログラム――で出願する。

ミニクラは、寺田倉庫が運営するクラウドストレージサービスとスタートアップ企業へのインキュベーションを行う事業。クラウド収納サービス「minikura.com」や独自に開発したオペレーションシステムのアプリケーション「MINIKURA API」などを展開している。