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喜望峰迂回縮小、GeminiのAE19がスエズ復帰

2026年8月14日 (金)

国際APモラー・マースク(デンマーク)とハパックロイド(ドイツ)は10日、共同運航する「Gemini Cooperation」(ジェミニ・コーポレーション)の「AE19」を、喜望峰経由から紅海・スエズ運河経由へ切り替えたと発表した。紅海周辺の安全状況を評価したうえで決定したもので、両社が進めるスエズ航路への段階的な復帰の一環となる。

変更はコンテナ船「Berlin Maersk」の西航628W、東航637Eから適用。AE19はアジアと地中海、サウジアラビア、欧州を結ぶ。新たな寄港順は新港、青島、釜山、寧波、上海、タンジュン・ペレパス、ジェッダ、スエズ運河、ポートサイド、タンジェ、ポートサイド、スエズ運河、ジェッダ、シンガポール、新港。喜望峰を迂回しないことで、アジア・欧州間の輸送時間を短縮する。両社は、紅海・スエズ運河経由について、アジア・欧州間を結ぶ最も迅速で、持続可能かつ効率的なルートとしている。

25年2月にGemini Cooperationが始動した際は、紅海の安全上の懸念を踏まえ、東西航路網を喜望峰経由で立ち上げた。その後、26年1月にはマースク単独運航のMECLがスエズ経由へ復帰し、2月にはGeminiのME11も紅海・スエズ運河経由へ変更したが、中東の安全状況悪化を受け、3月には両航路を再び喜望峰経由へ切り替えた。

7月にはGeminiのAE15を喜望峰経由からスエズ運河経由へ変更し、段階的な復帰を進めた。今回のAE19変更でスエズ経由のGeminiサービスをさらに広げる。一方、両社は現時点で他のGeminiサービスを変更する具体的な計画はなく、東西航路網全体をスエズ経由へ戻す段階ではないとしている。

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