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マースクライン、世界7位のハンブルク・スド買収へ

2016年12月1日 (木)

ロジスティクスコンテナ船社首位のマースクライン(デンマーク)は1日、同7位のハンブルク・スド(ドイツ)を買収すると発表した。これにより、マースクの輸送力シェアは15.7%から18.6%へと拡大し、世界トップのポジションをさらに強化することとなる。

マースクは売上高237億2900万米ドル(2兆7009億円)、運航隻数611隻、輸送力313万9000TEUで世界シェアの15.7%を占めており、8月末に韓進海運が経営破綻した後は太平洋航路でも攻勢を強めている。

一方、ハンブルク・スドは運航隻数130隻、輸送力62万5000TEUの世界7位のコンテナ船社で、各国に250のオフィスを展開。チリとブラジルにも子会社を展開し、大西洋航路に強い。2015年の売上高は67億2600万ドル(7679億円)で、このうち62億6100万米ドルがコンテナ船の運航収入となっている。

マースク