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CEC、作業動態分析にメガネ型端末採用

2016年12月6日 (火)
CEC、作業動態分析にメガネ型端末採用2
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サービス・商品シーイーシー(CEC、東京都渋谷区)は6日、製造・物流現場向けに展開している作業者支援ソリューションを拡充するため、作業動態分析システム「スマートロガー」にメガネ型ウェアラブル端末のスマートグラスを採用し、提供を開始した。

スマートグラスに対応することで、作業現場の管理者がハンズフリー(手ぶら)で作業内容を動画で記録・保存し、「誰が、いつ、どこで、どんな」作業をしているかについて動作分析、時間分析を行い、見やすいデザインで表示する。

これにより、現場責任者や作業管理者のIE分析(インダストリアル・エンジニアリング)の精度向上とデータ収集・分析時間の大幅な低減が期待できるという。

CEC、作業動態分析にメガネ型端末採用

提供するスマートグラスに対応したスマートロガーは7月に提供開始した作業者向けスマートウォッチ版に続き、旭硝子と共同開発したもので、端末に搭載されたセンサーやカメラ機能を活用し、作業管理者がハンズフリーで簡単に、作業工程ごとの所要時間と動画データを自動集計できる仕組みとなっている。

管理画面上で、現状の作業時間・動作を定量的に解析しやすく、ムリ・ムダ・ムラの発見に加え、改善活動に必要な分析工数や負荷を大幅に軽減。熟練者と非熟練者の作業を比較・分析し、熟練者の作業の動きや判断のポイントを抽出して、技術・技能伝承に必要なマニュアルを作成することも可能だ。

シーイーシーは製造・物流現場向け作業者支援ソリューションに注力しており「今後も作業現場のデータ収集・分析、作業監視、作業指示、リモートメンテナンス、作業場所の危険状態回避に役立つ製品・サービスを段階的に提供していく」としている。

(画像:シーイーシー)