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遊技機運送協組連合会、近く運送取扱業務を全国一元化

2016年12月15日 (木)

ロジスティクスパチンコ台などの遊技機の運送会社らで構成する全国4つの「遊技機運送事業協同組合」が全国レベルの連合会「遊技機運送事業協同組合連合会」を立ち上げたのはことし1月8日。連合会化に伴い、これまで単組ごとに行っていた運送取扱業務(利用運送)を連合会に移し、調整機能を一元化することで輸送効率を高める取り組みが近くスタートする見通しとなった。

連合会は遊技機運送事業協同組合、中部遊技機輸送協同組合、近畿遊技機輸送協同組合、九州遊技機輸送協同組合の4団体が加盟して1月8日に設立した遊技機運送事業協同組合の中央組織で、それぞれの協同組合に加入する運送事業者は合わせて99社となる。

従来は単組ごとに運送取次業務を行い、地域の運送業務の効率化に取り組んでいたが、所属組合員数の最も多い遊技機運送事業協同組合で48社、最も少ない九州遊技機運送事業協同組合では11社にとどまっていたことから、中央組織の発足に伴い、同業務を連合会に移管することで、業務効率を高めることを狙った。

連合会は12月8日付で関東運輸局に全国をエリアとした新規利用運送事業の登録を完了しており、近く運送取扱業務をスタートするによって、加入単組の所属運送事業者の業務効率向上や荷主に対する効率的な運送業務の提供につなげる。