拠点・施設NTT東日本グループは22日、グループ会社のエヌ・ティ・ティエムイー(NTT-ME、東京都新宿区)が、AI(人工知能)時代に対応した「コンテナ型データセンタ」事業に参入すると発表した。
ブランド名を「JPDC AI Container」とし、第1弾として北海道石狩市に5万平方メートルの土地を2025年内に取得し、27年4月にも稼働開始を予定している。新拠点「JPDC AI Container Village@石狩」は最大14基のコンテナ型データセンタを設置可能で、32年までの整備を見込む。

▲NTT-MEが提供するコンテナ型データセンタのイメージ (出所:NTT東日本グループ)
1基あたり受電容量2メガワット、ITロード1.5メガワットを備え、Direct Liquid Cooling(液浸冷却)など最新の水冷技術を採用。ラック数は最大40台、ラックあたり電力量は30キロボルトアンペアを確保し、IOWNのAll-Photonics Network(APN)で都心部データセンターと低遅延で接続する。
国内では高性能GPUサーバー対応のデータセンターが不足している。NTT-MEはビル型に比べ短納期で構築できる利点を活かし、AI需要の拡大に対応する。
太陽光発電など自然エネルギーも導入予定で、北海道バレー構想の推進や地方創生を図る。さらに26年度には、土地調査から運用・保守までを一括支援するワンストップソリューションサービスを開始する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





















