ロジスティクスHMM(韓国)は23日、ハンファグループの子会社4社(ハンファパワーシステムズ、ハンファオーシャン、ハンファエアロスペース、ハンファシステムズ)、韓国船級協会と、次世代の船舶向けゼロカーボン推進システムを共同開発するための覚書(MoU)を締結したと発表した。本協業では、アンモニアを燃料とするガスタービンで推力を発生させ、燃料電池で電力を供給するハイブリッド推進システムを設計し、コンテナ船をはじめとする大型船舶での完全カーボンフリー運航の実現を目指す。

▲覚書調印式(出所:HMM)
プロジェクトでは、燃料電池とバッテリー技術を組み合わせた推進概念の設計、経済的実現可能性の評価、新たな船型の開発も行う。同社の海運業の知見、ハンファグループの技術力、韓国船級協会の技術検証体制を結集し、相乗効果のある協業モデルを構築する。
同社は、2045年までに温室効果ガス排出実質ゼロを達成する目標を掲げており、すでにLNG(液化天然ガス)デュアル燃料船やメタノール推進船を導入するなど、環境対応型海運への転換を進めている。
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