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郵船ロジ社長、現中計の3年間は飛躍への「発射台」

2017年1月4日 (水)

ロジスティクス郵船ロジスティクスの水島健二社長による年頭あいさつの要旨は次の通り。

水島社長の年頭あいさつ(要旨)

当社は今期、現中期経営計画の最後の仕上げの段階を迎え、実りの時期に入る。この3年間で培った成果は基盤強化につながり、さらなる飛躍への発射台になったといえる。

ことしは新中期経営計画を発表する予定だ。現在、議論を重ねているところではあるが、これまで取り組んできた基本戦略の方向性は維持していく。中期経営計画の定性的・定量的な目標は容易なものではない。事業環境が変わればさらに難しくなるが、柔軟に対応し目指すべき方向を見据えて取り組んでいこう。

当社はこの1年、中長期的な視点を持って当社のあるべき姿を考えてきた。この取り組みの結果の一つとして春には新しい「Vision」「Mission」「Values」を含む「Brand Platform」を発表できる見込みだ。日々の事業活動を通して顧客や社会の課題に対して真摯に取り込むことで、当社が新しい企業価値を創造していくと同時に従業員一人ひとりが郵船ロジスティクスグループの一員であることに誇りを持てるものにしたいと思う。

市場や社会との深いつながりを考え提案していくことで郵船ロジスティクスのブランド価値を高め、当社を選んでもらえるようにすることが当社の発展にも結び付くと考えている。

法令順守に関しては認識していると思うが、認識しているからこそ改めて足元を確認してほしい。ちょっとした誤解や過ちが当社グループの経営の根底を揺るがす重大なリスクとなることもある。

コンプライアンス違反は、財政上の損失にとどまらず、ブランドを毀損し、関わった個人だけではなく全従業員に対しても大きなダメージを与える。その結果、全てのステークホルダーの信頼を損ない、企業価値の低下を招くという重大性を十分に理解して、公正・誠実な事業活動をされることを願う。