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HOYA、閉鎖工場で土壌汚染確認

2012年2月27日 (月)

話題HOYAは27日、同社のビジョンケアカンパニーが閉鎖するとしている東京都あきる野市のレンズテクノロジーセンター第二で、部分的に環境基準を上回る土壌汚染が確認されたため、解体工事と併せて土壌復旧工事を行うと発表した。

 

土壌調査の結果によると、敷地内の土壌から環境基準を上回る汚染(重金属類、有機塩素化合物)が検出された。汚染は局部的な地点にとどまり、現時点では敷地外への影響はないと判断。また、地下水は局部的に環境基準値を上回っている箇所が確認されたものの、下流側の敷地境界での基準値超過は認められず、外部への影響はないとしている。

 

レンズテクノロジーセンター第二は、プラスチック製視力補正用レンズの製造拠点として、隣接した第一に続き1977年に操業を開始。製造工程の海外移管、研究開発業務の移転に伴い、工場を閉鎖することにした。レンズテクノロジーセンター第一は07年8月に閉鎖し、解体・土壌復旧工事を終えた後、11年に売却している。