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マザックと村田機械、工場内物流の自動化で協業

2017年3月23日 (木)

サービス・商品ヤマザキマザック(愛知県大口町)と村田機械は22日、「IoT時代の物流と自動化」分野で協業し、顧客工場のスマートファクトリー化を進める物流自動化ソリューションとして自動倉庫機能を備えるパレタイジング自動化システム「MAZATEC SMS」(マザテックSMS、SMSはスマートマニュファクチャリングシステムの略)を共同開発したと発表した。

共同開発したマザテックSMSは、マザックのマシニングセンタ、複合加工機の自動化システムと村田機械の自動倉庫システムを組み合わせた「新しいスマート生産システム」で、ERP(基幹業務システム)やMES(製造実行システム)と連携し、モバイル端末などのIoT機器を活用したり、大容量の自動倉庫機能を追加して省スペース化に対応したりといった「素材入庫から完成品の出庫まで」の工場内物流の効率化が見込める。

倉庫棚の全長や全高・棚サイズなども自在に設計可能で、エルゴノミクスを考慮し、ロボットによる長時間無人システム運転にも対応した「段取りステーション」のオプション展開など、多様な顧客ニーズに対応する。