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高速印字可能な段ボール向け大文字用プリンター

2017年3月28日 (火)
高速印字可能な段ボール向け大文字用プリンター
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サービス・商品包括的なマーキングソリューションを提供するMakem-Imajeの日本法人マーケム・イマージュ(東京都渋谷区)は28日、段ボール向けのドロップオンデマンド式大文字用バルブジェットプリンターの新製品「4500」を同日から国内販売を開始すると発表した。

新しい「4500」は、1行または2行の文字列やロゴを最大56ミリの高さで印字することができる。ドロップオンデマンド式のバルブジェットテクノロジーを採用しており、段ボールや紙などの多孔質素材に最高1分あたり60メートルの高速印字が可能で、4種類の文字高(13ミリ、24ミリ、29ミリ、56ミリ)の印字をサポートする。

インクのドロップ制御システムを最適化することにより、1リットルのインクで最大3万9000個の段ボール箱をコーディング可能。インクボトルは手を汚すことなく容易に交換でき、手間のかかる設定も必要なく利用できる。また、印字ヘッドの設計も刷新され、毎日のメンテナンスが不要。

コンベアに短時間で容易に組み込むことができるため、開梱から30分で印字を開始でき、設置時に特別なトレーニングや工場エアも不要なほか、IP54準拠の防塵・防水設計としており、粉塵や湿度の多い現場でも使用できる。

ニーズに合わせて黒または赤のインクを選択可能で、高品質印字されたコードやロゴは、離れた場所からの視認性にも優れているため、物流管理の効率を高める。2つのセンサーでコンベアの速度を自動検出し、安定した印字品質を実現する。コードが印字されていない箱が検出されるとコンベアが自動停止されるため、印字不備の製品の回収や廃棄を回避する。

5.7インチのカラータッチパネルを搭載しており、日本語をはじめとする32言語をサポート。印字用データはUSBメモリに保存することができ、別の「4500」にコピーすることも可能となっている。