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富士通システムソリューションズ、運送業向けCO2排出量の「見える化」システム発売

2010年8月11日 (水)

行政・団体富士通システムソリューションズの運送業向けCO2排出量算出ソリューション富士通システムソリューションズは11日、輸送時に発生するCO2の見える化を目的とした運送業向けCO2排出量算出システムを発売すると発表した。11月から提供を開始する。

 

新サービス「WebSERVE・物流統合ソリューション(ECO)」は、省エネ法に対応した経済産業省、国土交通省への報告業務書の作成支援、排出量算出精度の向上を実現するもので、モーダルシフトなどを実施した場合のCO2排出量計算のシミュレーションも可能となる。

 

CO2排出量の算出には、国から指定されている「燃料法」「燃費法」「改良トンキロ法」「従来トンキロ法」の4つの方法全てを利用でき、算出用のデータは、配車支援システムや運行支援システムなど既存のシステムからの取込みにも対応している。

 

特定荷主・特定輸送事業者が省庁に提出する報告書を、それぞれの指定フォーマットに合わせて自動作成、共同配送を行う輸送会社から荷主へ報告する際の按分機能も備える。

 

また、富士通システムソリューションズの「WebSERVE・物流統合ソリューション(輸配送)」と連携し、輸送活動でのCO2排出量を見える化、輸送経路を変更した場合のCO2排出量のシミュレーション計算が可能となる。価格は税別で80万円から。同社では今後3年間で35セットの販売を目指す。