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「税金滞納」倒産、1-7月154件で10年最多

2026年8月12日 (水)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は10日、1-7月の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産が154件となり、2017年以降の10年間で最多だったと発表した。前年同期比55.5%増となった。

7月単月では28件で、前年同月比64.7%増。前年同月を上回るのは4カ月連続で、増勢を強めている。

▲「税金滞納」倒産動向(クリックで拡大、出所:東京商工リサーチ)

1-7月の負債総額は198億2600万円で、前年同期比43.6%減となり、2年連続で前年同期を下回った。負債10億円以上は前年同期の7件から2件に減少した一方、1億円未満は100件で全体の64.9%を占め、倒産の小口化が鮮明となった。

資本金1000万円未満の企業は92件で、全体の59.7%を占めた。倒産形態では破産が151件で98.0%に達し、税金滞納に追い込まれた企業の再建の難しさを示している。

物価高や金利上昇が企業収益を圧迫するなか、賃上げに伴う社会保険料負担も増している。過剰債務を抱え、新たな資金調達が難しい企業が納税資金を確保できず、「税金倒産」を押し上げる状態が続いているという。

TSRは、事業継続の意思を持つ企業について、状況に応じた分割納税や延納など弾力的な対応も必要としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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