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九州道全線で緊急車両通行可能に、一般車は8月後半

2026年8月12日 (水)

国内国土交通省とNEXCO西日本によると、熊本地震で被災し通行止めが続く九州自動車道は11日午前9時、八代インターチェンジ(IC)-坂本パーキングエリア(PA)間で緊急車両の通行が可能となり、九州道全線で緊急車両が通行できるようになった。一般車両については、一部で通行制限を行いながら8月後半の通行再開を予定している。

九州道では地震による道路損壊や橋梁損傷で松橋IC-えびのICの6区間が通行止めとなっている。八代ジャンクション(JCT)-人吉IC間の片野川橋では橋桁のずれやジョイント、壁高欄の損傷、路面の段差などが発生。NEXCO西日本はベント設置やジャッキアップ、コンクリート打設、段差修正などの応急復旧を進め、発災から14日後に緊急車両の通行を確保した。一般車両の通行に向けて復旧工事を続ける。

南九州自動車道も八代JCT-田浦ICの3区間が道路損壊や橋梁損傷で通行止めとなっており、このうち八代南IC-田浦ICでは緊急車両が通行可能。一般車両についても8月後半までの通行再開を予定する。一方、九州道と南九州道を接続する八代JCT-八代南ICでは、NEXCO西日本が有識者委員会を設置し、復旧方法を検討している。

一般道では、被災地への主要アクセスとなる国道3号と国道57号を確保した。国道3号では舗装修繕を進めているほか、並行する県道14号を2車線で復旧し、交通を分散させている。国道219号の新萩原橋は8月下旬、県道338号の横江大橋は8月中旬ごろに一般車両が通行できる見通し。

熊本県内ではトラック事業者1社の事務所が全壊し、22事業者で事務所や車庫などが一部損壊した。倉庫事業者では51事業者の物流施設で被害が確認され、内訳は壁の一部剥落が10事業者、貨物の落下・散乱が11事業者、シャッターのゆがみなどの軽微な損傷が30事業者となっている。

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