調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は10日、7月の「ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)」利用後の企業倒産は33件となり、ことし最多を記録した。前年同月比では13.1%減で、1月から7カ月連続で前年同月を下回った。
コロナ借換保証の返済開始がピークを迎えるなか、返済猶予(リスケ)などの支援効果がうかがえるとしている。
1-7月累計は190件で、前年同期比24.0%減となった。同期では2023年の386件をピークに、3年連続で前年同期を下回った。ゼロゼロ融資を利用した企業の倒産は、2020年7月の第1号から累計2416件に達した。
一方、物価や人件費の上昇に加え、借入金利の上昇も企業収益を圧迫している。日本銀行は7月の金融政策決定会合で政策金利を1.0%程度に据え置いたが、貸出金利は上昇が続いている。約定通りの返済が難しく、リスケを繰り返す企業も少なくないという。
金融機関では新規融資よりリスケに応じるケースも多く、倒産抑制に動いている。ただ、TSRは、業績回復や抜本的な経営改善につながらなければ、倒産の先送りにもなりかねないと指摘する。
コロナ禍の支援で過剰債務を抱えた企業には、借入金の利益償還に向けた経営改善が求められている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。




























