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内外日東が国際物流強化へ新本部、システム開発に強み

2017年5月8日 (月)

ロジスティクス内外日東は、強みとしている物流システムの自社開発力を生かし、国際物流事業を強化する。6月1日付で国際事業本部を新設し、営業機構を既存の営業本部との2本部制へ移行する。

同社の海外物流事業は現在、シンガポール、インドネシア、マレーシア、香港、中国、ベトナム、米国、英国――の8か国で展開する13倉庫を拠点とした3PLサービスが中心となっているが、新本部の立ち上げによって営業体制の層を厚くすることで、NVO事業、海上・航空フォワーディング事業の拡大につなげる狙い。

国際事業本部の本部長には中田信也常務が就任し、国際輸送部と国際営業部の2部体制でスタートする。

WMSの自社開発チームを抱える強みを生かし、日本発着の輸出入を中心とした物流需要のほか、3国間輸送やその周辺業務を含む包括的な案件の掘り起こしに注力。同時にシステムのクラウド化を進め、国内と海外で同社の物流情報システムを用いることで効率的なWMSを短期間に導入できる支援体制を売り込み、メーカー物流案件などの取り込みを強化する。