

国際商船三井は6日、同社が加盟する、スポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」のプロジェクト「Surf for Smile」に参加し、南アフリカへ100本のサーフボードを無償輸送したと発表した。
このプロジェクトは、一宮町サーフィン業組合から南アフリカのNGO団体へ100本のサーフボードを寄贈することで、サーフボードを手にした子供たちがサーフィンを始め、「薬物や暴力に走らず、笑顔で生活を送れるようになること」を目的とした取り組み。
5月27日には、2020年大会で史上初めてオリンピック競技に採用されるサーフィンの会場となる釣ヶ崎海岸(千葉県一宮町)で、鈴木スポーツ庁長官や南アフリカ大使館、NGO団体の関係者らが出席してサーフボードの贈呈セレモニーが開催された。
商船三井は、集められた100本のサーフボードを今夏南アフリカへ無償で海上輸送する。スポーツ・フォー・トゥモロー事業への協力は、スポーツ用品をガーナへ寄贈した際に商船三井が海上輸送を担当して以来、2回目となる。