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広告会社の「宅配職場受け取り」に物流連賛同

2017年6月14日 (水)

話題リスティング広告会社のカルテットコミュニケーションズ(名古屋市中区)は14日、同社が呼びかける「宅配物の職場受け取り運動」に日本物流団体連合会(物流連)が賛同することになったと発表した。

この運動は同社がことし3月から呼びかけてスタートしたもので、再配達削減に取り組む政府の方針もあって賛同の輪が広がり、6月時点で55団体が賛同している。これまではIT系の会社による賛同が中心となっていたが、物流連の賛同を得たことで、同社は今後、業種や地域的な広がりにつながることを期待する。

同社によると、物流連が賛同の意を示したのは、環境省が「新国民運動」として呼びかけるCOOL CHOICE(クールチョイス)の一環として宅配再配達の“防止”を掲げたのに伴い、運動の拡大を目指すカルテットコミュニケーションズが環境省に相談したところ、物流連を紹介されたのがきっかけだという。

同社の担当者は呼びかけの経緯について「広告会社の当社がこういう運動を呼びかけるのを不思議に思う方もいるかもしれないが、宅配の効率が悪化すればネット通販の衰退にもつながりかねず、そうすれば当社の事業領域である広告収入も減少する。直接的につながることでなくとも、何かできないかと考え、トライすることにした」と説明している。

■職場受け取り運動賛同企業申込みフォーム
https://goo.gl/PGyjJU