つくば研究学園都市に｢サイバニックシティ｣構想

話題ロボットスーツ「HAL」を提供するサイバーダインは19日、つくば研究学園都市で「ロボット、AI、IoT（モノのインターネット）・IoH（インターネットによる人同士の交流）の活用が前提の社会課題解決型未来都市モデル」に取り組むことを発表した。

「サイバニックシティ」と名付けられたこの事業は、同社が茨城県の「2017年度ロボット社会実装モデルゾーン事業化検討事業」に提案した構想が採択されたもの。採択を受け、同社は具体化な構想を策定するため、1000万円の補助金を申請する。

サイバニックシティについて、同社は「世界で初めて実装されるロボティクス、AI、IoT・IoHなどのサービス化」によって「最も重要な知財戦略を早期から推進」し「つくば発グローバル事業を次々と生み出す」ことができる産業化モデル都市と説明している。