財務・人事センコン物流が15日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比5.8%増の199億1900万円、営業利益が30.0%減の5億6900万円、最終利益が67.0%減の1億6700万円だった。運送事業や乗用車販売事業が増収を支えた一方、乗用車販売の新拠点費用や人件費増、採石事業での採算悪化が利益を圧迫した。
運送事業は、化学製品や農業機械などの輸送量が増加し、売上高が7.9%増の52億2500万円、営業利益が72.6%増の2億7000万円となった。増収に加え、輸送車両のリース減価償却費などが減少した。
倉庫事業は、売上高が0.4%増の41億5400万円、営業利益が1.2%増の7億8200万円だった。政府備蓄米放出の影響はあったが、米穀出荷に伴う品質検査や建設関連貨物の受注増が下支えした。
一方、乗用車販売事業は高価格帯車両の販売や中古車、車検・点検修理などが堅調で、売上高は6.8%増の101億2600万円となったが、新拠点のオープン費用と人件費増により営業利益は12.3%減の3億7100万円だった。その他事業は不動産販売が増えたものの、採石事業で在庫製品の収益性低下を踏まえた棚卸資産評価損を計上し、2億8900万円の営業損失となった。
27年3月期は、売上高が前期比1.9%増の203億円、営業利益が26.3%増の7億2000万円、最終利益が2.9倍の4億8000万円を見込む。物流事業では、現場業務の効率化、企業間物流の専業化、適正運賃の確保、コスト管理を進める。
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