財務・人事キユーソー流通システムが11日発表した2017年11月期決算は、共同物流が好調だったほか、運送業務の合理化改善が奏功し、増収増益となった。
共同物流事業は、既存取引が減少したものの、新規・領域拡大が伸長し3.4%増収。利益面では、既存取引減少による利益減や燃料調達単価などの影響を受けたものの、新規・領域拡大にともなう利益増に加え、運送業務の合理化や保管の効率化などが進捗し9.2%の増益となった。
専用物流事業は、コンビニエンスストアやチェーンストアなどの新規・領域拡大が伸長し9.1%増収。利益面は、営業収益増加による利益増はあったものの、人員の補充にともなう労務費の増加や急激な配送ルート増加による効率低下の影響などにより12.7%の減益だった。
■2017年11月期決算
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 159,722 | 4.4% | |
営業利益 | 4,892 | 1.1% | 3.1% |
経常利益 | 4,993 | -1.1% | 3.1% |
当期利益 | 2,728 | 5.6% | 1.7% |