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イー・ロジット、FC集約進めるも減収赤字

2026年5月15日 (金)

財務・人事イー・ロジットが15日発表した2026年3月期決算は、売上高が前期比6.9%減の95億5000万円、営業損失が1億3200万円、最終損失が2億900万円だった。前期は営業損失7800万円、最終利益1億2300万円で、減収と各種コストの上昇、新規事業の先行費用が損益を圧迫した。

同社はEC(電子商取引)事業者向けのフルフィルメントサービスを中核に、BPO、コンサルティング、人材育成サービスを展開している。当期はフルフィルメントセンター(FC)の閉鎖・集約を中心とした事業構造改革を継続し、賃借料など固定費の削減や拠点運営効率の改善を進めた。一方、既存顧客の出荷量が想定を下回ったほか、新規案件や大型案件の稼働開始が翌期以降にずれ込んだ。

利益面では、FC再編による固定費削減は進んだものの、人件費、水道光熱費、外注費、資材費の上昇が重荷となった。25年2月に着手したカタログ通販事業「Northmall」でも、運営体制の整備、販促、商品調達、システム対応などの費用が先行した。

一方、新株予約権の行使や第三者割当増資により資金を調達し、純資産は20億6800万円に増加した。自己資本比率は前期末の17.4%から48.6%へ改善した。ただし、同社は22年3月期から営業損失が続き、営業キャッシュ・フローも3期連続でマイナスとなっており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況は残るとしている。

27年3月期は、売上高が7.9%増の103億500万円、営業利益5700万円、最終利益800万円を見込む。既存事業の収益性改善に加え、オンサイトBPO案件や高付加価値案件の獲得、WMS(倉庫管理システム)を基盤としたデータ活用、EC事業運営支援サービスの拡大により、黒字転換を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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