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調査・データデータマイン（米国マイアミ）は7日、アジアから米国へ向かう海上コンテナ輸送の6月実績を発表した。アジア主要10か国・地域発のコンテナ輸送量は3.7％増の129万TEU、1月からの累計も4.8％増の732万TEUとなり、単月・上半期ともに過去最高を記録した。
アジア発の主要品目（HS2桁）は、全体の17％を占める家具類が12.8％となったほか、機械類5％、プラスチック4.9％とそれぞれ増加。これに対し、電子電機が2.7％、自動車関連4.2％、アパレルが7.1％と減少した。上位10品目の合計シェアは63％で、2.9％増えた。
国・地域別ではアジア発の64％を占める中国発が8.2％増、上半期累計も6.4％増となった。韓国発は4％減で2位、上期累計も1％減少した。韓国発のうちトランシップ分は中国、日本、ベトナム、インドネシア発がいずれも減少した。3位の台湾発は12.9％減、上期累計は2％増。
日本発（直航分）は7.7％減で8か月ぶりにマイナスとなったが、上期累計は6.4％の伸びを確保。日本発の韓国トランシップ分は23.9％減少したものの、中国トランシップ分は61.6％増と大幅に伸びた。台湾トランシップ文は33％減。
日本発で積み替えるアジア諸国発のトランシップ分は、ベトナム発が50.9％減だったのに対し、フィリピン発41.7％、中国発9.5％、タイ発85.3％とそれぞれ大きく増えた。
