財務・人事8日決算発表の企業は次の通り。
近鉄エクスプレス | 日本部門好調で営業益1.5倍増 |
福山通運 | 外注費重く増収減益 |
C&Fロジホールディングス | 外注費削減で14%営業増益 |
日本山村硝子の物流関連事業 | 新規事業の立ち上げや既存事業の物量増加により10.9%の増収… |
リンコーコーポレーション | 運輸部門は、新潟港全体の貨物取扱数量の復調同様に貨物取扱数量が増加したが… |
東武ネットワーク | 主力の貨物自動車運送事業は、飲料輸送が酒類、飲料メーカーの製品輸送が堅調に推移し… |
南総通運 | 既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進し… |
東栄リーファーライン | 海運事業、貿易事業では増益を確保したものの… |
ロジネットジャパン | 札幌通運グループは、本州地区での新規分野の事業取扱が大幅に増加したことや… |
■日本山村硝子の物流関連事業
新規事業の立ち上げや既存事業の物量増加により10.9%の増収。セグメント利益は、作業効率の改善やコスト削減に努めたが、人材確保のための費用が増えたほか時給単価アップといった労務費が増加し、1100万円の損失(前年同期は800万円の損失)となった。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 2,536 | 10.9% | |
営業利益 | -11 | - | -0.4% |
■リンコーコーポレーション
運輸部門は、新潟港全体の貨物取扱数量の復調同様に貨物取扱数量が増加したが、売上高は前年並みとどまり、セグメント損益は、取扱数量の増加に伴い下払費などの諸経費が増えたほか、荷役設備の更新に伴う減価償却費が増加し200万円の損失となった。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 3,977 | -1.8% | |
営業利益 | 111 | -25.6% | 2.8% |
経常利益 | 124 | -25.6% | 3.1% |
当期利益 | 88 | -33.8% | 2.2% |
■東武ネットワーク
主力の貨物自動車運送事業は、飲料輸送が酒類、飲料メーカーの製品輸送が堅調に推移し、輸送量が増えたが物流センター業務の契約終了に伴う影響額を補うまでに至らず、減収減益。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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---|---|---|---|
売上高 | 3,190 | -10.6% | |
営業利益 | 216 | -31.6% | 6.8% |
経常利益 | 234 | -30.5% | 7.3% |
当期利益 | 161 | -21.8% | 5.0% |
■南総通運
既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進し増収を確保。営業利益は、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減に取り組んだことで微減にとどまった。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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---|---|---|---|
売上高 | 3,257 | 3.3% | |
営業利益 | 405 | -0.8% | 12.4% |
経常利益 | 411 | 2.5% | 12.6% |
当期利益 | 273 | 1.8% | 8.4% |
■東栄リーファーライン
海運事業、貿易事業では増益を確保したものの、船舶貸渡事業で大幅に減少し、営業損失が拡大した。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 1,684 | -2.0% | |
営業利益 | -19 | - | -1.1% |
経常利益 | 0 | - | 0.0% |
当期利益 | -8 | - | -0.5% |
■ロジネットジャパン
札幌通運グループは、本州地区での新規分野の事業取扱が大幅に増加したことや、既存の事業での適正運賃の収受を引き続き推進したことなどにより増収増益。中央通運グループは、鉄道利用運送部門の業績が安定的に推移したものの、建設運輸部門の業績が伸び悩んだことから増収減益だった。ロジネットジャパン西日本グループは、前事業年度の顧客入れ替えの影響もあって減収減益となった。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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---|---|---|---|
売上高 | 12,627 | 0.2% | |
営業利益 | 448 | -6.3% | 3.5% |
経常利益 | 456 | -7.1% | 3.6% |
当期利益 | 394 | -3.3% | 3.1% |