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味の素物流、低温輸送に冷凍バントレーラ投入

2017年10月3日 (火)

ロジスティクス味の素物流は3日、同社グループとして初めて冷凍バンセミトレーラを導入し、2日から運行を開始したと発表した。

低温品の輸送では、手積み・手降ろしが一般的となっているが、冷凍バンセミトレーラを導入することでパレット輸送に切り替え、ドライバーの身体的な負担を軽減し、労働環境の改善に取り組む。

冷凍トレーラは規制緩和に対応し、これまで大型トラックで行っていた輸送区間に投入し、一度に運べる輸送量を引き上げる狙い。トレーラに切り替えることで、これまで運行していた10トン車をほかの業務で活用できるようになる効果も見込む。

導入した4台の冷凍トレーラのうち、2台は同社の関宿低温営業所とメーカー工場間の生産在庫移動用として活用し、残る2台は営業所間など用途に合わせて活用する。

低温輸送でパレット化を推進することについて、同社は「課題はあるが、将来的には常温品で取り組んでいる中継輸送の冷凍版『リレーライナー』を検討する」としている。