環境・CSR国土交通省が24日に更新した物流総合効率化法(物効法)の認定状況によると、10月10日付で「セミトレーラーを活用した冷凍食品と返パレの中継輸送」が物効法認定を受けていたことが分かった。
実施主体は、ニチレイロジグループのロジスティクス・ネットワーク(東京都中央区)と山口運送(神戸市中央区)の2社。東京・大阪間の冷凍食品・返却パレット輸送にセミトレーラーを活用し、中継地点の浜松市でトレーラーヘッドを交換、折り返し運行を行うことでドライバーの日帰り運行を実現した。
従来は10トントラックを用いて冷凍食品と返却パレットを直送していたが、この取り組みでは1回あたりの冷凍食品積載量を増やし、運行回数を減らしたことで、積載率が15%向上。CO2排出量を46.4%削減し、ドライバーの運転時間を7万8000時間(65%)削減することに成功した。