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TTU、微信連動の中国向けEC支援システム強化

2017年10月12日 (木)

ECTTU(福岡市中央区)は12日、微信(WeChat)の自社アカウントと連動させた中国のユーザー向けECシステム「WeMart」の機能を強化した。

中国越境ECの市場規模拡大を見込み、日本商品をより気軽に中国の利用者に購入してもらおうと、12日に同社の中国向け越境EC支援システム、WeMartをアップデート。

微信上に簡単にフルフィルメント対応のECサイトを構築できるようにした。日本企業は商品を指定倉庫に納品するだけで中国向けECを立ち上げることが可能になる。

WeMartは、企業が微信公式アカウントを取得し、それに紐付いた形で中国人向けECショップを展開できるサービスで、巨大モールへの出店、出品と異なり、自前で商品を掲載したり、商品の魅力などの情報を発信したりすることで、「多くのファンとより身近につながることができるシステム」。

ユーザーは自国の商習慣に合った、ユーザーインターフェイス(UI)や微信のペイメント機能を利用することで、ストレスなく買い物できるのが特徴。すでに通販メーカーなどが活用しており、微信の特性を活かした継続購入可能なECシステムとして、累計数千件を受注しているという。

今回のアップデートでは、顧客ニーズに合わせた既存の機能改善や新機能として、微信自動ログイン機能、WeChatpay決済(円建て受取り)、直送フルフィルメントのシステム連携、成果報酬型広告の管理ツール――を追加した。