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投資額500億円、ニトリが15万m2の最新物流拠点

2017年10月16日 (月)
空白

話題ニトリホールディングスは16日、埼玉県幸手市の10万6439平方メートルに及ぶ用地に、500億円の巨費を投じ、同社の物流拠点としては国内最大級となる大型物流センター「幸手DC」(仮称)を新設すると発表した。

自動倉庫やフォークリフトなど最新のマテハン機器を導入して定点作業、搬送距離短縮を実現するほか、立体駐車場や充実したアメニティ設備・施設を併設する。

15万7000平方メートルもの延床面積にさまざま物流機能を集約し、敷地内にコンテナの一時保管・取り扱いスペースを設けて作業の平準化にも取り組む。2018年秋に着工し、20年夏の竣工を目指す。

建物は免震構造・地上4階建てで、クレーン台数83台、保管パレット数6.6万枚のパレット自動倉庫を導入。ケース自動倉庫は240台のシャトルで5.7万ケースの保管に対応する。また、多関節ロボットは54台設置する。建設工事は奥村組が担当し、マテハン機器はダイフクなどから調達する。

■幸手DCの開発概要
着工時期:2018年秋
竣工時期:2020年夏
発注先:奥村組(マテハン機器はダイフクほか)
投資金額:500億円(土地、建物、機械・設備、その他含む)
所在地:埼玉県幸手市大字神扇字五反割753-1
構造:RCプラスS造、免震構造、地上4階建て
敷地面積:10万6439平方メートル
延床面積:15万7000平方メートル
設備:パレット自動倉庫クレーン83台、保管パレット6.6万枚、ケース自動倉庫シャトル240台、保管ケース数5.7万個、多関節ロボット54台