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日野、ダカールラリーにレンジャー2台で参戦

2015年10月14日 (水)

荷主日野自動車は14日、年明け1月2日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートする「ダカールラリー2016」のトラック部門に、菅原義正氏率いるチームスガワラとともに「日野チームスガワラ」として「日野レンジャー」2台で参戦し、総合上位と排気量10リットル未満クラス7連覇を狙うと発表した。

日野、ダカールラリーにレンジャー2台で参戦

同社はトラック部門で総合上位入賞を目標に、14年大会から3年かけて従来のエンジンよりも排気量が1リットル大きいA09Cエンジンを搭載した新型レーシングトラックの開発を進めてきた。

ダカールラリー2016の参戦車は、前回15年大会に参戦した車両をベースにエンジンとサスペンションを強化し、さらに300キロの軽量化に成功。昨年から開発を開始した新機構の吸排気系部品を組み付けた9リットルのエンジンを2台の日野レンジャーに搭載している。

1号車は、今年インドネシアやタイで販売を開始した新型「HINO500シリーズ」のフェイスデザインを採用し、イメージを一新した。

レースを支えるメカニックは、例年通り日野販売会社から公募選抜され、東京日野自動車、静岡日野自動車、香川日野自動車、九州日野自動車から1人ずつが参戦する。昨年に続き、日野からも車両生技部からメカニックとして1人、エンジン設計部からエンジニアとして1人が参戦する。