ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

外食市場売上、13か月連続で増加

2017年10月25日 (水)

調査・データ日本フードサービス協会が25日発表した外食産業市場動向調査結果によると、9月の外食全体の売上が前年同月に比べて3.3%増加し、13か月連続でプラスとなった。

ファーストフード業態(4.1%増)は、「洋風」がご当地メニューキャンペーンや季節メニューなどが奏功し5.9%増。「和風」は、晩御飯メニューの訴求や定食類が好調で客単価上昇して2.8%増加した。

「麺類」は、グループ内での異業種共通割引キャンペーンが好評で集客アップとなり6.2%増。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、回転寿司で価格が高めの商品を増やしている影響で客単価上昇も、店舗減から0.1%減少した。「その他」は、「カレー」で期間限定メニューなどが客単価を押し上げ1%増加。

ファミリーレストラン業態(2.6%増)は、「洋風」が引き続き高単価のフェアメニューやサイドメニューの販促で客単価が上昇し1.7%増。「和風」は宴会客の集客などで客単価が上昇も、店舗減もあり1.3%減。「中華」はポイントアップキャンペーンなどで客単価上昇し3.3%増加。「焼き肉」は根強い肉ブームに下支えされて、フェアなどの集客が好調で11.7%増となった。

飲酒業態は、「パブ・ビアホール」がクジ引きやポイントアップキャンペーンなどの集客努力もあり0.7%増。「居酒屋」は回復傾向にある店もあるが、依然として店舗減の影響が強く1.1%減。

ディナーレストラン業態は、台風が客足に影響した店もあったが、季節限定メニューのキャンペーンが好評なところもあり5.5%増となった。喫茶業態は、国産食材をアピールした期間限定メニューが客単価上昇に寄与し1.7%増となった。