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オリックスが松伏町にマルチ型物流施設、19年春竣工

2017年10月26日 (木)
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拠点・施設オリックスは26日、埼玉県松伏町でマルチテナント型の大規模物流施設「松伏ロジスティクスセンター」を開発すると発表した。2019年春の竣工を目指し、入居企業を募集する。

開発地は東京近郊と首都圏を結ぶ国道16号線の内側、都心から30キロ圏内に位置し、東京外環自動車道三郷西インターチェンジ(IC)に近く、国道4号線へのアクセスにも優れるため、「交通の混雑状況に応じた配送ルートを選択しやすい立地」が特徴。

建物は1フロア5800坪、地上4階建てで、1階と3階の倉庫中央に車路とトラックバースを備える。最小区画として2500坪から賃貸に応じ、最大8テナントの入居を想定する。館内は全館LED照明、非常用発電機を採用し、入居企業の消費電力削減とBCPに対応。4階部分には従業員が利用できるラウンジを設け、快適な屋内の休憩室と開放感のある屋外テラスを計画している。

また、大人数の研修や催事などに利用できる多目的室、24時間利用可能なシャワールーム、無料の無線LAN環境などを備え、テナントの希望に応じて託児所も設置できる仕様とする。敷地内には普通自動車用300台分の従業員駐車場を確保し、建物内外で働きやすい職場環境を整える。

■松伏ロジスティクスセンターの概要
名称:松伏ロジスティクスセンター
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸
敷地面積:4万2967.41平方メートル(1万2997.64坪)
延床面積:7万7305.43平方メートル(2万3384.89坪)
規模・構造:鉄骨造・4階建て耐火構造
その他:床荷重1.5トン(1平方メートル)、梁下有効高5.5メートル
着工:2018年2月
竣工:2019年春頃