M&Aゼロは26日、同社が11%の株式を保有する青森県八戸市の車両輸送会社・HIZロジスティクスの残る株式すべてを買い取り、11月1日付で子会社化すると発表した。
HIZロジスティクスの株式を44%ずつ保有する北海道車両と泉車両輸送から取得し、12月1日に商号を「ゼロ・プラス東日本」へ変更する。HIZロジスティクスは2011年4月設立の車両輸送を担う運送会社で、17年6月期の売上は9億4600万円。
ゼロは子会社や協力会社の取り込みを含めた輸送体制の再編に取り組んでおり、地域別に設定するブロック統括会社として15年10月にゼロ・プラス九州、16年7月にゼロ・プラス関東、17年10月にゼロ・プラス中部とゼロ・プラス関西を立ち上げている。
今回、HIZロジスティクスを買収して北海道・東北ブロックの統括会社としてゼロ・プラス東日本を発足させることで、同社が目指していた全国5ブロックの統括体制が整う。