財務・人事日本貨物鉄道(JR貨物)が30日発表した中間(7-9月期)決算は、前期に黒字化を達成した主力の「鉄道ロジスティクス事業」の営業利益が7900万円となり、前年同期比で6億円改善。これにより全体の営業利益は12.2%の増益となった。
鉄道事業は、無駄な空コンテナ回送の削減や列車収支の改善、燃料費など日々の列車運行のオペレーションコスト削減を進めた結果、営業利益が6億円改善。売上高は積合せ貨物の専用列車の増発・新設や、モーダルシフトなどにより3.1%の増収となった。
■2018年3月期第2四半期連結決算
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 93,517 | 2.6% | |
営業利益 | 5,339 | 12.2% | 5.7% |
経常利益 | 4,502 | 20.5% | 4.8% |
当期利益 | 3,483 | 53.9% | 3.7% |