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JR貨物・中間、鉄道事業の赤字14億円削減

2015年11月2日 (月)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が発表した9月中間決算は、鉄道事業で燃料費や人件費の減少に伴い赤字幅が31億円から17億円へと14億円改善したことを受け、関連事業を含めたグループ全体の営業利益は39億3600万円(40.2%増)、中間純利益は13億円(3.1倍増)で着地した。

鉄道事業はコンテナ貨物の輸送実績が、積合せ貨物・食料工業品・農産品青果物の増送を背景に1.5%増の1069万トンとなり、同事業全体で13億円の増収につなげた。車扱貨物は石油の増送分を石灰石の減送で相殺し、微増だった。

下期は鉄道へのモーダルシフトの動きを追い風として捉えながら、2016年度の鉄道事業黒字化に向けて損益改善に取り組む。

[日本貨物鉄道]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
90,96389,2741.9%
営業利益
3,9362,80840.2%
経常利益
2,6621,39490.9%
当期純利益
1,303417212.0%