財務・人事日本貨物鉄道(JR貨物)は27日、2014年度の事業計画を発表した。老朽設備・車両の更新など総額219億円の設備投資を行う。
鉄道事業の今期売上高は1322億円で、計画数値を14億円下回る見通し(前期比では10億円増加)となった。同事業の営業損益は37億円の赤字計画から55億円の赤字へと赤字幅が拡大(前期比では23億円改善)する見込み。関連事業を合わせた全体の営業利益は計画値68億円に対して49億円にとどまる。14年度は鉄道売上高1345億円、同営業損失45億円、全体の営業利益49億円の計画とする。
輸送量は今期見通しの3032万トンから31万トン増えて3063万トンに拡大する計画で、コンテナ貨物を3%増やし、車扱貨物は3.4%の減少を織り込む。