大学のまち京都で再配達削減PJ、宅配3社が協力

話題パナソニックは8日、京都市、京都産業大学、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などと連携し、「大学のまち・京都」で宅配ボックスの実証実験「京（みやこ）の再配達を減らそうプロジェクト」を開始する、と発表した。

このプロジェクトは京都市が主催し、パナソニックと京産大、宅配事業者が協力して実施するもので、パナソニック製のアパート用宅配ボックスCOMBO-Maison（コンボーメゾン）39台を市内5か所のアパート106世帯に設置するとともに、京産大キャンパス内にも公共用の宅配ボックスを置き、3か月にわたって利用実態や再配達抑制効果などを調べる。

京都は国内で最も学生が集中する「大学のまち・学生のまち」であることから、インターネット通販などを利用する青少年世代に働きかけ、日中留守でも宅配便を受け取れる手段を提供することにより「環境にやさしいライフスタイル」への転換につなげる。実証実験の結果は、2018年3月頃をメドに公表する。