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安川電機、35-600キロ可搬の中大型産業ロボット発売

2017年11月13日 (月)

サービス・商品安川電機は13日、35キロから600キロの中大型可搬質量でハンドリング、スポット溶接やプレス間搬送といった用途向けの産業用ロボット「MOTOMAN」(全29機種)を開発、製品化したと発表した。

新型ロボットコントローラ「YRC1000」に対応するロボットの拡充を狙い、中大型可搬質量の新規29機種をリリース。幅広い製品ラインアップにより、顧客の多様な生産ライン構成への対応力・適応力を高める。

最高速度動作指定(VMAX機能)により、直線動作時の最高速度制限を撤廃。ロボットの教示位置・姿勢に応じ、直線動作可能な最高速度を自動計算して動作する。これにより、従来の最高速度制限以上の高速度で動作できるようになるため、動作時間が短縮。

新たな軌跡制御の採用により、軌跡誤差を最小化(同社従来比80%向上)しているため、テスト運転・プレイバック時も動作速度変化によらず同じ軌跡で動く。従来機種で2本必要だったロボットとコントローラ間の接続ケーブルが1本のみとなる。

またメンテナンス性が向上し、電源回生による省エネ効果も見込めるほか、海外電圧(380V-480V)にトランスレスで対応できるといった特徴もある。