拠点・施設日立金属は15日、日立金属若松の熱延鋼板圧延用鋳造ロール、構造用鋳鋼品の生産能力増強に向けた設備投資を実施すると発表した。投資額は30億円。
日立金属グループはロール事業で国内製造拠点への集約を進めており、今回日立金属若松の拡張に向けて隣接地を取得するとともに、熱延鋼板圧延用鋳造ロール、構造用鋳鋼品の生産能力を増強する。
日立金属若松はロール事業の中核となる製造子会社で、今回の投資により熱延鋼板圧延用鋳造ロールの生産能力を従来に比べて20%強化する。また、鋳鋼量産製造技術を高めるとともに生産性を向上し、大型製品の対応も可能とする設備を整える。生産能力を40%高める。