ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

26日から富山県南砺市で貨客混載の自動運転実験

2017年11月16日 (木)

話題国土交通省は16日、富山県南砺市で26日から自動運転の実証実験を開始すると発表した。

国交省は、高齢化が進む中山間地域で人流・物流を確保するため、「道の駅」などを拠点とした自動運転サービスを2020年までに社会実装する取り組みとして、全国13か所で実証実験を行う計画で、今回は26日から30日まで南砺市の道の駅「たいら」で実施する。

実験では、世界遺産の五箇山相倉合掌造り集落と周辺の「たいら郷土館」などの観光施設を結び、新たな観光の流れの創出に向けた検証を行う。

(出所:国土交通省)

運転手が運転席に不在で、車両側が運転操作を行う「レベル4」と運転手が着席しながらもハンドル操作を行わない「レベル2」の自動運転が可能なアイサンテクノロジー製の実験車両を用い、道の駅を拠点として観光・宿泊施設、集落、行政施設や郵便局などを自動運転でつないで「貨客混載」輸送を実施。観光客の移動支援、地元工芸品の集荷、生活の足の確保を目指して実用性を確かめる。