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EC佐川急便は18日、私設私書箱「飛脚マイボックス」を5月から東京・名古屋・大阪・京都・福岡の全国主要都市に展開すると発表した。飛脚マイボックスは、都心部に展開する佐川急便サービスセンター内に設けた私設私書箱で、法人・個人顧客に商品の受け渡し拠点として利用してもらうもの。
昨年9月に東京・銀座の佐川急便銀座6丁目サービスセンター内に第1号となる飛脚マイボックスを開設し、顧客の反応が好調なことから全国の主要都市でも展開することにした。
新たに開設するのは、東京（東京駅前・渋谷）、名古屋（栄・錦）、大阪（心斎橋・長堀橋・堺筋本町・西天満・芝田）、京都（四条高倉）、福岡（博多駅内）――の5都市11か所の佐川急便サービスセンター内。
ネット通販やオークションで購入した商品を自宅以外で受け取りたい消費者や、自宅でのビジネスで、名刺などに知名度の高い住所を使用したい事業者、会社同僚との書類・資料の受渡しに利用したいビジネスマンなどの利用を想定する。
同社では全国主要都市への拡大に合わせ、銀座の利用顧客の声を反映し、使用料金・サービスをリニューアル。保証金を0円としたほか、利用料金も最大14％引き下げた。さらに、他社では別料金設定となっている貸ロッカーとしての利用を、別料金不要で可能とし、会社の同僚や夫婦、友人同士など1つのボックスをグループで利用できるようにした。
■飛脚マイボックス利用料金（月額・税込）
Sサイズ（幅148ミリメートル×高さ122ミリメートル×奥行356ミリメートル）：1900円
Mサイズ（幅268ミリメートル×高さ122ミリメートル×奥行356ミリメートル）：4200円
Lサイズ（幅268ミリメートル×高さ184ミリメートル×奥行356ミリメートル）：6500円
※契約は3か月以上（6か月以上の場合割引あり）で、保証金0円、開設費用1050円。
