仏ベルタン、貨物車･積み荷の放射線自動検知製品発売

環境・CSR仏ベルタン・テクノロジーズは6日、トラックや鉄道などの車両・積み荷から出る可能性のある放射線を、自動的に検出する放射線ポータル・モニターの新製品の販売を開始すると発表した。すでに受注例もあるという。

新製品「SaphyGATEG50」「G100ポータル・モニター」は仏伊独3か国で設計され、高性能検出器を搭載。柱に設置された検出器の間を検査者対象車両に通過させ、検出器から得た値をコントロール・ステーションの演算システムでリアルタイムに分析する。

人間工学専門家の協力を得て設計したというこのシステムは、短期間のトレーニングだけで現場作業員が容易に操作、監視できるのが特徴。「あらゆるタイプ」の気象条件に適し、金属関係、リサイクル、国境管理、病院、核関連施設で利用されることを想定している。