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大塚倉庫、社内外のコミュニケーション改革で表彰

2017年12月8日 (金)

▲全国26拠点と常時オンラインの会議システム

認証・表彰大塚倉庫(大阪市港区)は8日、一般社団法人at Will Work(東京都千代田区)が主催する「Work Story Award 2017」(ワークストーリーアワード)で、社内外の働き方を改善してきた取り組みが評価され、テーマ部門「チームワーク・コラボレーション」と審査員特別部門「きょうそう(共創・競争)力のあるWork Story賞presented by PHP総研」の2部門でダブル受賞した、と発表した。

ワークストーリーアワードは、「これからの日本をつくる100の働くをみつける」ために、10のキーワードに基づき、働き方の模範となる取り組みを行っている企業・団体や個人を表彰する5年間限定のアワード。

大塚倉庫が受賞したテーマ部門賞「チームワーク・コラボレーション」は、個人ではなくチームで取り組み、チームの力を最大化したストーリーを表彰する賞。ダブル受賞した審査員特別賞は、これからの日本をつくる「働く」として、社会性、インパクト、新規性、未来性などを考慮したストーリーを表彰するもの。

大塚倉庫は、本社のオフィスの仕切りを外し、コミュニケーションをフラット化するなど、「社内の壁」を壊すための働き方改革を実施。また全国26拠点と常時オンラインの会議システムを導入し、それを利用した社長と社員10人程度でのテレランチを実施するなど「距離の壁」を壊した。

また、物流業界は多重構造で荷主も運送会社も個別最適になっており、こうした「社外との壁」にも挑戦した。まずは車両のトラッキングシステム(ID運輸)を開発し、荷主もすぐに状況把握できる仕組みを構築。また荷受け予約システムを構築し、ドライバーの待機時間を大幅に削減することにつながった。

これらの取り組みが、「業界全体を巻き込んだ取り組みは非常に価値のある、また他業界にとっても示唆に富んだ取り組み」だとして評価された。