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全ト協、青年経営者2者の先進的取組みを顕彰

2017年12月13日 (水)

ロジスティクス全日本トラック協会は13日、都道府県トラック協会の青年組織に所属する経営者などを対象とした先進的な事業・取り組みを行ったとして、顕彰制度の審査委員会が広島県トラック協会青年部協議会と滋賀県トラック青年協議会の2者を受賞事業者に決定した、と発表した。

8日に開催した審査委で協議した結果、人材確保に取り組んだ広島県ト協青年部協議会と、異業種交流と物流業界のPRを行った滋賀県トラック青年協議会を選定したもので、2018年2月22日の青年部会全国大会で表彰状、顕彰金(金賞100万円、銀賞70万円の目録)を授与する。

金賞に選ばれた広島県ト協青年部協議会は、将来のトラック運送業界の担い手である「子供」に焦点をおき、毎年10月に開催する「ひろしまトラックまつり」で、点呼や日常点検、配送業務など実際の業務に近い内容を体験してもらうことで、将来の職業選択の一つとして、また物流の重要性についても親子で認識してもらった。

銀賞の滋賀県トラック青年協議会は、毎秋開催される滋賀県中小企業青年中央会主催の「びわこフェスタ」で、メインステージ用にウィング車を提供したほか、一般参加者向けに冷蔵冷凍車を使用した「ひんやり体験」、トレーラヘッドによる死角体験を行い、トラック運送業界に対する理解、促進を図った。さらに会場に募金箱を設置し、交通遺児に対するチャリティ募金を行った。