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グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰

日通、ビール2社の共同輸送で国土交通大臣表彰受賞

2017年12月14日 (木)

▲表彰状を受け取る吉岡執行役員(写真右)

認証・表彰日本通運は14日、国土交通省・経済産業省・日本ロジスティクスシステム協会・日本物流団体連合会が主催する「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、アサヒビール、キリンビール物流分野での協業拡大の取り組みが評価され「国土交通大臣表彰」を受賞したと発表した。13日に表彰式が行われた。

1月にアサヒビール、キリンビールは、環境負荷の低減とトラック不足の社会的課題の解決を目的に、石川県金沢市に日通が運営する共同配送センターを開設、関西エリアの工場からの鉄道コンテナによる共同輸送を開始した。

日通は、発駅の吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)で両社製品を受託し、日本貨物鉄道が関西-北陸間の往復輸送量の差により発生する空コンテナを有効活用し、鉄道で輸送した。

この協業を通じて、年間1万台相当の長距離トラック輸送を鉄道コンテナにモーダルシフトし、年間2700トンのCO2削減を実現する見込みとなっている。