拠点・施設日本製粉は11月30日、タイ現地法人のプレミックス工場隣接地で冷凍生地製造工場を竣工したと発表した。
同社はタイで1996年に販売会社、2006年に製造会社を設立し、プレミックス製品を供給しているが、プレミックスのほかに冷凍生地でも「十分な市場性を見込める」と判断し、工場を新設した。同国パトゥムターニー県に完成した新工場の投資額は8億円で、延床面積2036平方メートル。生産能力は年間1300トン。
海外では米国にパスタ工場、中国とタイにプレミックス工場を展開しているが、冷凍食品工場は初めて。国内では10月に福岡工場プレミックス工場、11月にニップン冷食伊勢崎工場冷凍食品第2工場がそれぞれ竣工している。