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Gマーク事業所の死亡事故、未認定の半分以下に

2017年12月27日 (水)

認証・表彰国土交通省のまとめによると、安全性に優れていることを示す「Gマーク」の認定を受けていない「未認定事業所」に所属するトラックが、2016年の1年間に引き起こした死亡事故件数は1万台あたり4.4件となり、前年から0.7件増加した。

死亡事故だけでなく、トラックが引き起こした事故の発生件数も15年の22.7件から16年は25.2件へと2.5件も増えていることから、深刻化する人手不足によってドライバーの長時間労働が問題視される中、就労環境の悪化が重大事故の増加につながっている可能性がある。

一方、Gマーク認定事業所に所属するトラックに限定した事故発生件数は15年の11.7件から16年は11.2件へと0.5件減少。死亡事故は1.7件から1.4件へと0.3件の減少となり、いずれも未認定事業所の半数を下回る数値を記録し、Gマーク事業所の安全性の高さを裏付ける結果となった。

■Gマーク認定事業所の一覧(全日本トラック協会)
http://www.jta.or.jp/tekiseika/teki_list/gmark/index2017.html