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JMU、省エネ型VLCC1番船引き渡し

2018年1月4日 (木)
空白

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)はこのほど、有明事業所(熊本県長洲町)でリンクスラインシッピング社向けに建造していた大型石油タンカー(VLCC)「ENEOS ARROW」(エネオスアロー)を引き渡した。

同船はマラッカマックス型VLCCの次世代船として、2013年1月の弊社発足後初めて開発された「JMUマラッカ型VLCC」の1番船。中東-日本間の原油輸送の最適船型としてこれまでのノウハウや最新技術を活用した次世代省エネ船となっている。

独自の省エネデバイスであるスーパーストリームダクト、サーフバルブ、ALVフィンの最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成。温室効果ガス排出規制であるエネルギー効率設計指標(EEDI)に対しては2020年以降の契約船に適用されるフェーズ2レベルを先取りして満たしている。

■「ENEOS ARROW」概要
主要寸法:全長339.5メートルx幅60メートルx深さ28.5メートル
載貨重量:31万2127トン
総トン数:16万11トン
主機関:WinGD W7X82 ディーゼル機関1基
定員:30人
船級:NK
船籍:日本