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JMU、マラッカ型VLCC「エネオスドリーム」引渡し

2021年6月2日 (水)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は6月1日、熊本県長洲町の有明事業所で建造していたVLCC(定期用船タンカー)の「エネオスドリーム」を、リベリアン・ジェルボア・トランスポート社に引き渡した。同船はマラッカ海峡の通峡ために船型などを最適化した、マラッカマックス型VLCCの次世代船。

独自の省エネデバイス「スーパーストリームダクト」などにより、従来船に比べて大幅に燃料の使用を削減する。国際的な二酸化炭素排出規制のEEDI(エネルギー効率設計指標)については、2020年以降の契約船に適用されるフェーズ2(基準値比で20%削減)をクリアした。

(出所:JMU)

■「エネオスドリーム」の概要
寸法:全長339.5メートル・幅60メートル・深さ28.5メートル・喫水21.085メートル
総トン数:16万725トン
載貨重量:31万2168トン
主機関:WinGD W7X82 ディーゼル機関1基
航海速力:15.5ノット
定員:30人
船級:NK
船籍:パナマ